山野の生活通信
皆様の健やかな毎日にお役に立てるよう、季節にあわせた情報をピックアップしてみました。
Vol.96 寒い冬に発酵食品を活用してみませんか!
2025年1月
寒さが増してくるこの季節。発酵食品で身体を内から温めましょう。手軽に摂り入れられる発酵食品の活用方法をご紹介します。
さまざまな種類の発酵食品
発酵食品とは
発酵食品とは微生物(酵母・カビ・細菌)の働きにより、食材にうまみ、栄養価、保存性がアップする優れた食品のことです。例えば次のようなものがあります。
◆乳製品 ヨーグルト、チーズ、サワークリーム
◆豆製品 納豆、醤油、味噌、豆板醤
◆肉・魚製品 ハム、かつお節、塩辛、魚醤
◆野菜・果物 漬物、キムチ、ぬか漬、りんご酢
◆穀物 日本酒、ビール、酢、パン、麹
発酵食品にある効能
◆腸内環境を整える 乳酸菌など有用菌が腸内の悪玉菌を抑制し、善玉菌の働きを活発化させ免疫力を高めます。
◆生活習慣病の予防 コレステロール値、中性脂肪を抑える効果があります。
◆代謝を上げる 代謝を良くするビタミンB群が多く含まれるため、体温上昇で身体を温めてくれます。
体発酵食品で寒い冬を暖かく
寒い冬に発酵食品でおいしい食事
◆味噌汁 朝食に温かい味噌汁を食べれば、代謝が良くなり体温が上がります。大豆に含まれるサポニン、ペプチドが腸内環境を整えてくれる効果も。
◆グラタン 寒い時期に食べたくなるグラタンはタンパク質と脂質が体温を上げてくれます。
◆漬物 キムチで石焼ピビンパや豚キムチ。焼飯の仕上げにかつお節をトッピングしても風味が豊かになります。
◆ヨーグルト 高タンパク質食品なので、筋肉量が多くなり、それにより代謝も上がります。この時期、人肌程度に温めて食べるのがおすすめです。
チョコレートも発酵食品
カカオを発酵させ乾燥、焙煎したものがチョコレートです。カカオポリフェノールが多く含まれ、抗酸化作用や血圧上昇を抑えます。