山野の生活通信
皆様の健やかな毎日にお役に立てるよう、季節にあわせた情報をピックアップしてみました。
Vol.71 実りの秋、野菜を賢く冷凍保存!
野菜がおいしくなる季節。安い時に多めに買って上手に保存。新鮮でおいしく食べられる状態で冷凍保存する方法をご紹介します。
食材の上手な冷凍保存法
◎冷凍のメリット
野菜を買って冷蔵庫にそのまま保存すると劣化しますが、新鮮なうちに冷凍すれば劣化せず保存できます。
【そのまま野菜をまるごと冷凍】きのこや山芋はそのまま密封保存袋に入れて冷凍できます。薬味のショウガやミョウガもそのままで。
【短時間加熱で酵素の働きを止める冷凍】熱でブロッコリーやオクラ、アスパラガスは歯ごたえを残すためにも茹で過ぎには注意しましょう。
【凍ると切りにくいものは先に切って、刻んで冷凍】
ニンジンやレンコンは先に薄めに切っておき密閉して冷凍します。
ネギやパセリは刻んで小口にしてラップで冷凍しましょう。
◎急速解凍が鉄則
冷凍した食材をそのまま調理することが鉄則です。常温でゆっくり戻すと食材の劣化や酸化が進みやすく味が落ちてしまいます。
冷凍保存でうま味アップも
☆冷凍野菜で時短調理
【葉物野菜】ホーレン草や小松菜などの葉物は水分を絞ってお浸しがおすすめです。
【根菜】冷凍野菜は細胞が破壊されているため、ニンジンやカボチャは玉ネギと一緒にスープとして使えば煮込み時間も少なく時短となります。
【薬味】ショウガ、ミョウガ、パセリやネギは小分けして冷凍しておけばそのまま汁物に使えます。
【きのこ】冷凍によりうま味成分が増加し、栄養価もアップします。炒め物や煮物、味噌汁などに入れると風味が増します。
【トマト】解凍されれば皮が簡単に剥けるため、カレーやパスタソースが一味アップします。
☆野菜だけでなく肉や魚でも
主食となる肉や魚も塩麹、ヨーグルトや酒粕などで下味を付け密封保存で冷凍すれば、献立が決まらない時の強い味方になります。
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