山野の生活通信
皆様の健やかな毎日にお役に立てるよう、季節にあわせた情報をピックアップしてみました。
Vol.51 油断できない「夏の冷え」対策!
2017年7月
これから夏本番の季節。夏だからこその「冷え」があります。油断大敵な「夏の冷え」対策をご紹介します。
身体を冷やす原因は
◎女性は男性より冷えやすい
女性は体の熱を生む筋肉量が男性よりも少なく、脂肪が多い体質。脂肪は身体の内側からも外側からも温まりにくく、一度冷えると冷えをかかえこんでしまいます。
◎内臓の冷え
熱中症対策でこまめに水分補給する時は、なるべく常温の飲み物で摂るようにしましょう。冷たい飲み物はお腹を冷やし、血流が悪くなります。夏野菜は体の熱を下げてくれますが、生野菜ばかり食べていると体を冷やしてしまいます。
◎室内と室外の温度差
冷房の効いた室内と暑い室外を出入りすると、自律神経の働きが乱れやすくなります。そのため発汗や体温調節がうまく機能せず、冷え性を起こす原因に。
普段の暮らしでできることから
☆日常的に取り組める軽い運動
運動不足やストレスも冷えにつながる要因です。とにかく体を動かすことで血行は良くなり、症状は改善されます。
椅子に座ったまま太ももやつま先を上げ下げする運動や、肩やひじを上下に動かし回転させるだけのストレッチ、足指じゃんけんも効果的。「できることから」を毎日続けることが大切です。
☆暑い夏こそ湯船に
暑い時期、シャワーだけでは体の芯まで温まりません。簡単にお腹や体を温めるには湯船が一番。全身お湯につかると血管が広がり血液の循環もよくなります。
お湯の温度は38~40℃くらいで、15分程度ゆっくりつかりましょう。指先を動かすと血行促進にもなります。温度を上げてしまうと交感神経が高まり逆にリラックスできません。
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