山野の生活通信
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Vol.48 防ごう!冬場に多い着衣着火!
2017年1月
ガスコンロなどの火が衣服に燃え移ることを「着衣着火」といいます。冬に多く、その注意点と予防策をご紹介します。
着衣着火の原因
◎ガスコンロを使った調理中
特に調理中のガスコンロから起こる次のような事例が多いようです。
・コンロの鍋を移しかえたとき袖に火がついた。
・よそ見をしていたらコンロの火が袖に移った。
◎冬場の暖房器具から
「厚着のため、服にストーブの火がついたことに気付くのが遅れた」。直接炎が見えない電気ストーブでも油断は禁物、重症なやけどを負った例もあります。暖房器具に近づきすぎないよう、必ず距離をおいてください。
◎表面フラッシュ現象
わずかな炎の着火で短時間に衣類の表面を火が走る現象を「表面フラッシュ現象」と呼びます。綿、レーヨンなど生地の表面が毛羽だっている物を着用するときは特に注意が必要です。
着衣着火を防ぐためには
☆具体的な注意点
1.火を使う際は衣類の袖をまくる、裾の広がった服は着ないようにしましょう。
2.袖口に火が付くケースが多いので、調理するときは、燃えにくい防炎加工されているエプロンや腕カバーなど着用しましょう。
3.ガスコンロの奥に調味料など、手に取る物を置くのはやめましょう。
4.新しく調理器具を購入するときは、電気式の調理器などを選ぶのも良いでしょう。
5.屋外で何かを燃やすときは、風のある日は着火しやすく、すぐに燃え広がり、たいへん危険で注意しましょう。
☆着衣着火がおきてしまったら
衣服に火が着いた場合は、手で消すことは困難です。すぐに水をかぶって消化してください。近くに水がない場合は、その場に転がり燃えているところを地面に押し付け消火してください。
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