山野の生活通信
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Vol.41 冬のカサカサ肌を治したい!
2015年11月
冬になると気になるのがカサカサ肌です。暮らしの中でできる予防や簡単ケア方法をご紹介します。
カサカサ肌になるのはなぜ?
◎健康な肌の保湿機能
肌の表面を覆っている角質層には、乾燥やホコリなど肌荒れを引き起こす外部刺激から肌を守るバリア機能があります。
角質層を構成している角質細胞のすき間にはセラミドなどの細胞間脂質があり、これが角質層内に水分をたくわえる働きをしています。
◎カサカサ肌でかゆくなる仕組み
冬場に肌の水分が奪われやすいのは、気温が低下し空気が乾燥するためです。また、加齢により新陳代謝が低下すると、細胞間脂質や皮脂の分泌が減少してカサカサになります。
カサカサになると、肌のバリア機能が弱まり、わずかな刺激も感知する神経が角質層のすぐ下まで伸びてきます。そのため、少しの摩擦や刺激でもかゆみが起こりやすくなるのです。
暮らしの中のカサカサ肌対策
☆日常生活での対処法
【かゆくてもかかない】ゴシゴシかくと角質層がさらに壊され、ますます肌がかゆくなります。
【部屋を加湿する】暖房器具を使うなら、加湿器を併用しましょう。洗濯物を部屋に干してもOK。
【入浴はぬるめのお湯で】体を洗うときもゴシゴシ洗いは禁物です。入浴後は、水分が蒸発する前にお肌の保湿を心がけましょう。
☆食事でうるおいを
【ビタミンA】皮膚や粘膜のうるおいを維持します。緑黄色野菜や青魚などに多く含まれます。
【ビタミンB】新陳代謝を活発にします。豚肉、レバー、卵、大豆などに多く含まれます。
【ビタミンE】肌にうるおいを与えます。ゴマやアーモンドなどのナッツ類に多く含まれます。
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