山野の生活通信
皆様の健やかな毎日にお役に立てるよう、季節にあわせた情報をピックアップしてみました。
Vol.33 お酢を取り入れた夏の食生活!
2014年7月
さっぱりした食事が恋しい季節です。お酢を上手に取り入れた食生活で健康的にこの夏を乗り切りましょう。
お料理の名脇役
◎下ごしらえや保存性向上に
<素材の色をきれいに>
ごぼう、れんこんなどアクの強い野菜やカリフラワーは酢を加えてゆでると、白くきれいにゆであがります。
<防腐作用>
お酢の防腐作用で料理を長持ちさせることができます。例えばお寿司。魚が腐らないように考え出された調理法だと言われています。ピクルスもお酢を使った野菜の保存食です。
◎調理をサポート
<煮魚をおいしく>
お酢は短い時間煮るとたんぱく質を固める働きがあり、魚の煮くずれが防げます。また、生臭さが和らぐ効果も。
<お肉を柔らかく>
お酢は長時間煮こむとカルシウムやたんぱく質を分解し、お肉料理が柔らかく仕上がります。
お酢の種類と特徴
☆穀物酢
米や麦、とうもろこしなどの穀物を原料にした一般的なお酢。価格が安いので加熱調理用のお酢としてだけなく、台所まわりの除菌用としても手軽に使えます。
☆米酢と黒酢
米だけを原料に使った純米酢、玄米だけを使った玄米酢、米酢をねかせて熟成させた黒酢があります。
米酢はお寿司や酢の物など日本料理に最適。黒酢は長期間熟成させ発酵したことで、アミノ酸などの栄養が豊富で独特の色がついています。
☆バルサミコ酢
イタリア料理には欠かせないバルサミコ酢は、甘みの強いぶどうを樽に詰め、数年かけて発酵・熟成させたお酢。西洋料理の仕上げに数滴たらすだけで深い味わいが得られます。
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