山野の生活通信
皆様の健やかな毎日にお役に立てるよう、季節にあわせた情報をピックアップしてみました。
Vol.11 冬に気をつけたい暖房器具の事故!
2010年11月
暖房器具が恋しい季節になりました。快適のかげに火災やヤケドなどの危険性をはらんでいます。暖房器具の特徴を理解し、安全で快適な冬を過ごしましょう。
リビングの暖房器具にご注意を
◎燃焼機器は換気と火事に注意
[換気に注意]
石油ファンヒーターやストーブなどは、燃焼を行なうために充分な空気が必要です。換気が不充分だと一酸化炭素中毒の危険が生じますので、1~2時間に1度は換気を心がけましょう。
[火災に注意]
部屋で乾かしていた洗濯物が落ちて燃える、ファンヒーターの温風が当たるところに置いていたスプレー缶が破裂して火事になることも多いようです。
◎意外に危険な電気こたつ
[こたつの中に注意]
こたつの中に洗濯物や座布団などを入れないようにしましょう。発煙・発火の原因になります。
[電源コードに注意]
電気こたつの電源コードがこたつや座椅子の下敷きになったままだと危険です。コードが半断線状態になり出火することがあります。
寝室では低温ヤケドがこわい
☆低温やけどとは
温かい程度の温度でも長時間肌に触れていると皮膚の深い部分まで熱傷が起こるのが低温ヤケド。
皮膚の表面にそれほど損傷がなくても、痛みがひどく治療に相当な日がかかります。皮膚の感覚が弱くなっている高齢者や自分で動けない乳幼児は要注意です。
☆カイロや湯たんぽは体に直接触れないように
体にカイロや湯たんぽが長時間接触していると、低温ヤケドを負う危険があります。
同じ部分に長時間熱を当て続けないように、厚手のタオルなどを巻いて体から離すなどの配慮が必要です。
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