2018年11月
心地よい秋、睡眠の質を高めてさらに快適にしませんか。快適な眠りを得る寝間着選びのポイントをご紹介します。
快眠のために大切な寝間着
◎体を休めるためのスイッチ
家に帰って部屋着に着替えると自然にリラックスします。同じように寝る前、寝間着に着替えることで心と体も休まる「眠るモード」に切り替わります。この「眠るモード」が身体に習慣づきスムーズに入眠することができるのです。
◎快眠のための寝間着チェック
【部屋着をそのまま寝間着にしない】
アクリルやポリエステル素材の部屋着でそのまま寝てしまうと、汗を吸収せず熱がこもりやすくなります。そのため、寝床の温度が上がり寝苦しく、睡眠不足の原因に。
【部屋着には皮脂などが多い】
帰って着替えた部屋着には汗や皮脂が付着します。その部屋着で寝てしまうと、睡眠中の汗や皮脂がさらに付着し、かゆみや汗疹の原因にもなります。
快適な寝間着選びのポイント
☆寝間着の基本的なかたち
寝ている間に何度もうつ寝返り。寝返りがしやすいよう締め付けず、つっぱらないかたちの寝間着を選びましょう。特に腕周りは動きが多いのでゆったりしたものを。腰のゴムは身体に跡が残らないような大きさで。これからの季節は襟の詰まったもので首もとを暖かくします。
☆素材にもこだわって
寒いからといって厚着をすると、寝返りもうちづらく、汗もかき寝苦しくなります。冬でも厚着はせずに自分に合った素材を選びましょう。
【コットン】吸水、吸湿に優れています。水にも強いため洗濯の耐久性もあります。
【シルク】タンパク質が主成分のため肌なじみもよく、光沢があり、なめらかな感触です。
【天然素材+化学繊維】天然素材に化学繊維を混ぜることで軽さや吸汗速乾、吸湿発熱機能を持たせています。
2018年9月
秋から冬にかけて増える空き巣被害。ちょっとした工夫で住まいの安全を守りましょう。
秋から冬に空き巣が増える理由
◎留守にする機会が多い
行楽シーズン到来。秋は旅行に運動会、秋祭りなど家族揃って外出する機会が増え、家を留守にする時間が多くなるからです。
◎日の暮れが早い
夏より日の暮れが早く、空き巣の活動時間が長くなるとされています。また、周りが暗いため空き巣かどうかの判断もつきにくくなるようです。
◎気候がよい
夏はエアコンで窓を閉め切っていますが、秋は風が心地よく窓を開ける時間が長くなります。そのため、うっかり施錠せず外出してしまうことがあるからです。
◎散歩する人が多い
散歩に最適な季節。散歩をする人を装い、狙う家を物色していても不審者と思われにくいためです。
効果的な防犯対策ポイント
☆時間・音・光でシャットアウト
空き巣が嫌がる弱点は時間・音・光の3点。
【時間】空き巣は侵入に時間が掛かることを嫌がります。ドアにはメインの鍵と補助鍵を取り付ける「ワンドア・ツーロック」が効果的といわれています。
【音】警報ベル、チャイム、防犯砂利など大きな音や警戒音が鳴ることで侵入を防ぐことができます。
【光】空き巣が犯行をあきらめた理由として「センサーライトがついていた」「ホームセキュリティーが設置されていた」が多くなっています。一定の費用はかかりますが効果的な対策のひとつです。
☆死角を作らない
塀や植木などで外から建物内が見えにくい死角を作らないようにしましょう。
庭には2階に侵入するための足場となる、脚立やブロック、ごみ箱などは置かないようにします。
2018年7月
旬の野菜には夏バテや疲労回復に効くパワーがあります。夏野菜の恵みをいただき暑い夏を乗り切りましょう。
旬の野菜には栄養たっぷり
◎本来の野菜の旬とは
季節を問わずさまざまな野菜を一年中買うことができます。旬の野菜は栄養価が高く、その時期に体が必要とする栄養素がたくさん詰まっています。例えば、冬の根菜は体を温め、春の苦みのある芽吹き野菜は老廃物を排出してくれます。季節で変化する人間の体調を野菜も自然のサイクルで支えているのです。
◎彩り豊かな夏野菜
夏野菜といえばキュウリやナス、トウモロコシ、ピーマン、カボチャなどハッキリした濃い色が特徴で、ビタミンカラーともいわれています。
夏野菜には水分やカリウムが多く含まれており、身体にこもった熱をクールダウンしてくれます。夏バテや食欲不振になりやすいこの時期、たっぷりの夏野菜で身体の内側から元気に。
おいしい夏野菜選び方
☆おいしさはツヤとハリ
【キュウリ】表面のとげがしっかりしていて皮にハリがあるものを。多少曲がっていても太さが均一なものが良質です。サラダや酢の物ばかりでなく、炒めものやスープにも合います。
【ナス】ガクに付いた三角のトゲがあるものが鮮度のいい証拠。濃い紫紺色でツヤがあり、へた下がしっかり太いものが完熟です。油との相性がよく、炒めものが最適です。唐辛子や香辛料を加えると食欲が増します。
【トウモロコシ】なるべく緑色の皮つきで、ひげは茶褐色で量の多いものを。スープが定番ですが、かき揚げやフライの衣がわりに。ごはんを炊くときに一緒に入れれば甘みのあるとうもろこしご飯になります。
☆保存方法
夏野菜は常温でといわれていますが、新聞紙やキッチンペーパーで包みポリ袋に入れ野菜室で保存しましょう。
2018年5月
汗が気になる季節になりました。自分ではなかなか気づかないニオイの原因を知り、効果的なニオイ対策をご紹介します。
ニオイの原因とは
◎汗自体は臭わない
気温が上がり、汗のニオイが気になる季節です。汗には、「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類から出る汗に分けられます。どちらも出た瞬間はほとんどニオイません。ニオイが発生するのは、汗を放っておくことで雑菌が繁殖し脂肪酸などの物質が原因となるからです。
◎頭皮や足からも汗
汗と聞いて真っ先に気になるのが顔やワキですが、頭皮や足の裏も汗をかきます。特に足の裏には汗腺が密集しており、1日でコップ1杯程度の汗をかきます。その汗が靴の中で蒸れてしまい、蒸発できず雑菌が繁殖しニオイの原因に。
また、頭皮も同様に髪の毛で覆われているため、通気性が悪く、頭皮にいる常在菌が繁殖しやすい環境となっています。
効果的なニオイ対策
☆こまめに拭き取る
汗をかき雑菌が繁殖する前にこまめに拭き取りましょう。拭きとるときは、乾いたタオルを使わないこと。汗をすべて拭きとると、余計に汗が出てしまうので、濡れタオルで拭き取れば水分を肌に残し、同時にベタベタ感も解消されます。
☆シャンプーは後頭部を念入りに
シャンプーをするときは、汗や皮脂が多く汚れやすい後頭部を特に念入りに洗います。耳の後ろや襟足も忘れずに。シャンプーの後はしっかりドライヤーで乾かしましょう。
☆普段から汗をかく
日頃からあまり汗をかかない人は、血液の成分も濃くなりがち。汗をかいたときは濃い成分が溶け出し、強いニオイを発してしまいます。普段から掃除や庭の手入れ、ウォーキングなど体を使う軽い運動で、こまめに汗をかく習慣をつけましょう。
2018年3月
春はパリッとアイロンのきいた服で気分一新!簡単でキレイにアイロンがけを仕上げるコツをご紹介します。
アイロンがけの基礎知識
◎取扱い絵表示の確認を
アイロンがけはシワを取ることや素材の風合いを取り戻したいときです。しかし、素材に合った温度でアイロンを掛けなければ、逆に生地を傷めてしまうこともあります。衣類には洗濯取扱い絵表示が付いており必ず確認して素材に合った温度で使いましょう。
◎ドライとスチーム
【ドライアイロン】綿や麻製品など、霧吹きで水分を与え、高温の熱でシャキッと仕上げたい。絹や合成繊維などの薄物を生乾きで掛けるときやスプレーのりを使うとき。
【スチームアイロン】ウールやニットなどに、ふんわりした風合いを出したい、セーターの形を整えたい。ズボンの折り目やスカートのプリーツ、薄手の綿繊維のしわをきれいに仕上げたいとき。
上手なアイロンがけのコツ
☆基本のシャツのあて方
【生地の目に沿って】アイロン台に生地の目と平行に置き、生地の目に沿ってアイロンをすべらせるように軽くかけるのがコツです。あまり力を入れずに。
【シワを防ぐには】アイロンの先をくねくねさせずに、アイロンの進む方向の前を空いている手で生地を引っ張ります。細かい部分はアイロンの先端を使って丁寧に。
【ヨークと襟】立体的な肩の部分はアイロン台の角を利用します。襟は生地のたるみを真ん中に寄せて裏返し、襟を立てるとたるみが逃げてきっちり仕上がります。
☆すぐにはたたまない
アイロンをかけた後すぐにたたむと、残った熱や湿気でシワがついてしまいます。しばらくハンガーにかけて、温度が下がるのを待ちましょう。
2018年1月
「ヒートショック」をご存じですか。寒い冬は特に危険です。冬場の安全で快適な入浴方法をご紹介します。
ヒートショックとは
◎寒い日の入浴はご用心
ヒートショックとは、家の中での急激な温度差が身体に悪影響を及ぼす症状のことです。この時期、特に気を付けたいのがお風呂。暖房の効いた暖かい部屋から室温の低い脱衣所で服を脱ぎ、すぐに熱いお風呂につかると、血圧が急激に上下します。そのため意識がもうろうとし、人によっては脳卒中や心筋梗塞を起こす危険もあります。
◎お風呂以外にも注意
冬場はお風呂以外の場所でもヒートショックの危険があります。就寝中のトイレ、朝のゴミ出しや朝刊を取りに行くときなど。ほんのそこまででも急激な温度変化があります。一枚多くアウターを着たり、マフラーを巻いたり防寒しましょう。
安全に入浴するポイント
☆ヒートショックになりやすい人
特に肥満症、糖尿病、心臓疾患、高血圧の人は注意が必要です。最近では高齢者の入浴事故が増えており、一人での入浴は避けましょう。一人で入浴する場合は、こまめに声を掛けて異変がないか確認します。
☆効果的な入浴法
【脱衣所や浴室は暖めて】脱衣所に暖房器具を置き、入浴前にお風呂のふたを開けておくと浴室が温まります。お湯の温度は41度以下で。
【すぐには浴槽に入らない】寒いからといってすぐに熱い浴槽に入るのはやめましょう。椅子に座り(転倒予防)心臓から遠い腕や足に掛け湯やシャワーを掛けて体を慣らします。
【飲食直後は入らない】食後1時間以内や飲酒をした場合は血圧が下がりやすくなっているため入浴は避けましょう。特に飲酒後は心臓に負担が掛かります。
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